秋分の日

厳しい暑さから一転、朝晩はかなり涼しくなってきました。
クーラー要らずの気温になって、最近はジョギングや散歩などをされている方が増えた気がします。

さて、去る9月23日は秋分の日でした。
『祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ』ための日とされていますが、皆様はお墓参りに行かれましたか?
私も家族と共に、祖父の墓参りに行ってきました。

お寺に着くと、爽やかな秋晴れの空の下、立ち並ぶお墓の周りをたくさんの赤トンボが飛び交っていて、
季節が夏から秋へと移ろいゆくのをしみじみと実感します。
墓前に祖父が好きだったお酒と花を供え、これからも家族が平和で幸せに暮らせるようにとお祈りをし、
祖父が生前好きだった天ぷら屋で昼食を食べながら、故人の思い出話に花を咲かせ、仕事のことを忘れて休日を満喫いたしました。

『暑さ寒さも彼岸まで』という言葉があります。

これは彼岸の時期である春分・秋分を境に、それまでと気温や気候が変化していくというのが本来の意味ですが、
一転して、「どんなに辛い状況もいずれは変化し、良い方に進んでいく」という解釈の仕方もあるそうです。
過去最高気温を更新するなど過酷な夏ではありましたが、
これからの時期、体を労わって健やかに過ごしたいと思います。