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マグロに付加価値を見出し、
水産業界に新風を吹き込みます

のアラを「価値あるもの」へ

フィッシュミールとは、その名のとおり「魚粉」という意味です。
魚市場や魚屋、スーパーマーケットや水産加工メーカーでは、毎日必ず多種多様な魚の残滓(ざんし)=魚のアラが発生します。この食べられずに捨てられる魚のアラを、魚粉や魚油へと加工し、水産・家畜の飼料原料や農業肥料という価値あるものへと変えていくことが当事業の主な取り組みです。
フィッシュミール事業は当社の主軸事業であり、肥料事業、コラーゲン事業の原点にもなっています。

マグロ

フィッシュミールづくりで
大切にしていること

安定した品質と供給のために、私たちは以下の5つを大切にしています。
1. 原料の鮮度……原料を10℃の冷蔵庫で保管し鮮度を保ちます
2. 原料の選別……品質維持のために原料の選別を徹底します
3. 人的管理……機械だけに任せず人の目でもチェックします
4. 成分計測……近赤外線分析機による計測で成分をお約束します
5. 設備の充実……プラント2機完備により安定供給を図ります
フィッシュミールプラントを海外から取り寄せ、日本で初めて導入したのが当社です。日本製フィッシュミールプラント誕生のきっかけにもなりました。

プラント

マグロのアラや皮で
「ものづくり」に挑戦

平金のフィッシュミール事業は、従来の資源循環だけにとどまりません。2015年、業界に先駆けて、マグロの残滓だけで魚粉・魚油をつくることに成功したのです。プラント1機をまるごと使用してのチャレンジでした。
マグロは他の魚と比べ、タンパク質とアミノ酸が豊富です。そのため、マグロ魚粉はハイスペックな養殖魚飼料原料となり、魚油はDHAの原料となり、エキスは液体肥料になります。さらに、マグロの皮からコラーゲンを抽出し、コラーゲンサプリの開発・販売も果たしました。マグロに付加価値を見出すものづくり企業に成長するとともに、水産業界に新しい風を吹き込んだと自負しています。
一方で、マグロ以外の魚のアラを受け入れる体制は創業当時から変わりません。現在、このスタンスでフィッシュミールをつくっているのは静岡県で当社だけです。私たちはあらゆる意味で、水産業界に貢献しつづけます。

生簀
商品紹介 製造工程
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